少し詳しい方は、タンパク質と水分が60%でできているとご存じだと思います。
ざっくり言うと「食べ物」です。よく考えて欲しいのですが、人の体は、100%自分が口にした物でできています。それ以外のものはないのです。
食べ物、気にしてますか?
「あまり」「子供ができてから気にしている」「病気してから気にしてる」という方もいるのではないかと思います。
ただ「食べ物」は人体、健康に最も大きな影響を与えることは間違いありません。
- 食べ過ぎない
- いいものを食べる
- 悪いものを入れない
食べ過ぎない(腹八分)
生活習慣病といわれるもののほとんどが、食べ過ぎから来ています。
いろいろな健康法をみていても減食、腹八分目とか1日2食とか書いてあります。
特に、夜遅く食事を摂るのは就寝時に内臓に負担をかけますのでお控え下さい。
「腹八分がどれくらいの量なのかわからない」という方がいらっしゃいますが、目安として食べた後、すぐ動けるかどうかです。
いいものを食べる
ぜいたく品ということではありません。少し思考をかえていきましょう。いいものを少しです。
たとえば焼肉で「たくさん食べたいから安い肉」と思うかもしれませんが、いい肉を少し食べる方が体にいいです。
野菜も農薬の少ないものを選ぶ、水はミネラルが豊富なものを飲む。加工品ではなく天然のものを摂るようにできる範囲でやってみて下さい。
悪いものを入れない
これが重要です。細かく書くと膨大な量になってしまうので肝心なところだけにします。
スーパーに行って何でもいいので食品の原材料のところを見て下さい。名前のわからないものはすべて添加物です。ひとつひとつの添加物は一生とり続けても害がない程度かもしれませんが、2~3種類と複合的にとり続けた場合はわかりません。日本人が一般的な食事をして一生添加物をとり続けた場合のデータはないのです。
普段よく口にする調味料だけでも変えてみてはいかがでしょうか?
バランスの良い食事
【ま】
良質なたんぱく質、食物繊維、マグネシウム、ビタミンB群が豊富
【ご】
良質なオメガ3系脂肪酸とタンパク質、マグネシウムが豊富
亜麻仁油がおすすめ
【わ】
ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムが豊富
【や】
緑黄色野菜のβカロチン、ビタミンⅭ、食物繊維が豊富
【さ】
青魚のDHA、オメガ3系脂肪酸、ビタミンB群、亜鉛、鉄が豊富
【し】
ビタミンB群とD、食物繊維、カルシウムが豊富
【い】
腸内環境を整える食物繊維が豊富
【こ】
消化を助ける酵素、腸内環境を整える菌が豊富
※玄米は食物繊維が豊富ですか、レクチン(植物性たんぱく質)があり、体内に入ると細胞を攻撃する作用があると言われていて、特に関節が痛い方は避けた方が良いとされています。発芽玄米はレクチンが少ないといわれています。
レクチンとは
いかがでしたか?
栄養素はチームで働きますのでバランスが大切です。
なかなかバランスの良い食事をするのは、難しいですが、外食時はいろいろな食材が入っている食事を摂る事や自炊する時は「まごわやさしいこ」を意識してみてはいかがでしょうか?健康は地味なことをコツコツと積み上げていくものだと思っています。少しでも参考にしていただければ幸いです。
執筆者:磯橋 啓明
経歴:柔道整復師、鍼師、灸師の免許を持ち、20年以上の施術経験
信念:痛みや不調を改善し、より健やかな毎日をサポート
趣味:食べ歩き ウォーキング 代替医療全般