半年くらい前から左肩から腕にかけて痛みを感じ始め、治療を受けることもなく自然に治るだろうと様子を見ていたが徐々に症状が悪化。腕が挙げれなくなり来院。
動かすのが痛くて洗濯物を干せない、腰に手が伸ばせないなど日常生活にも支障がある状態。
肩関節と周囲の筋肉の検査を行ったところ、三角筋中部繊維に痛みがあり、小胸筋の筋肉の拘縮があった。関節や筋肉の炎症性の痛みがあったので超音波で炎症を飛ばすことに重きを置いた。
2回目(初回から3日後)以降は、上部頚椎調整と骨盤矯正で全体的なゆがみを整え、左肩関節調整と筋肉の調整を行ったところ、徐々に痛みが改善。
4回目の施術で筋肉の張りはあるが痛みはほぼ感じない程度にまで改善した。
6回目の来院では頭痛、めまいが出現した為、その処置を行う。
10回目の施術で左肩の症状やその他の症状も消失したため治癒とした。
当院ではこの方のように、最後に整体に頼って来られる方が多くいます。
もちろん、全ての症状が何でも治る訳ではありませんが、まずは詳しくお話をお聞きし、そこからどんな施術をしていくかを組み立てていきます。
①痛みを楽にする
②体を真っすぐ整える
③症状を再発させないようにする
この順番で施術をすすめていきました。この方のように長年の体のトラブルの結果、重症化されている場合は、良くなるまでに時間がどうしても掛かってしまいます。
逆に急激に変化させようとすると、かなりの確率でその反動が体に悪影響を及ぼすこともあります。そうならないように慎重にすすめました。
少し時間が掛かりましたが、最後まで諦めずに一緒に頑張ってくれて、施術者としてとても嬉しく思っています。