「天気が悪くなる」「雨が降る前」は、なんだか体調が悪くなる、体が重くなるといった経験はありませんか?より快適な生活を送るための参考にして下さい。
症状がでる原因
酸素不足
天気が変わると気圧が変わります。
(高気圧)気圧が上がると晴れては空気が濃くなります。
(低気圧)気圧が下がると曇りのち雨、雪、台風になり、晴れの日に比べて空気が薄くなります。
日常で悪い姿勢の方は呼吸が浅くなり低気圧が近づくと酸素不足になっている可能性があります。
自律神経の乱れ
体は、外部環境が変わろうと体の中を一定に保とうとする力(恒常性の維持)があります。
例えば、外の気温がマイナスだろうと体温は36°前後を保ちます。
恒常性の維持を司るのが自律神経になります。温度や湿度が影響して環境のストレスがかかり自律神経を乱します。
耳(内耳)の問題
内耳には気圧の変化などを感じ取るセンサーがあります。
内耳のセンサーが急激な気圧の変化に反応して自律神経の乱れを起こしている可能性があります。
自分でできる調整
深呼吸
うがい
喉の奥までうがいすることにより、迷走神経という神経を刺激して副交感神経が働きます。
入浴
40°程度の湯船に10分程度浸かると副交感神経が働きます。
※熱い湯船に浸かると逆に交感神経が働きます
耳を軽く引っ張る
左右の耳を下に軽く引っ張ります。
軽く抵抗を感じたら引っ張りを止めます(強く引っ張るのはNG)引っ張った状態をキープして深呼吸3回繰り返し、引っ張っていた指をゆっくり耳から離します。
同様に後ろと斜め後ろの方向にも行います。
執筆者:磯橋 啓明
経歴:柔道整復師、鍼師、灸師の免許を持ち、20年以上の施術経験
信念:痛みや不調を改善し、より健やかな毎日をサポート
趣味:食べ歩き ウォーキング 代替医療全般